新機能

システム要件

Together VS .NET で日本語 UI を有効化する前提条件

インストール

Together VS .NET の使用権の設定

Together VS .NET の起動

Together VS .NET のアンインストール

既知の問題と制限

   全般
   C# 固有
   Visual Basic .NET 固有
   XMI インポート/エクスポート
   ドキュメントの生成
   前のバージョンからの移行
   推奨事項

その他の参考資料

   Getting Started ガイド
   オンライン ヘルプ
   Web 上のドキュメント

お問い合わせ

 

 

 

Borland® Together® Edition for Microsoft® Visual Studio® .NET(バージョン 2.0)

最終更新日: 2004年6月2日

Borland Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET 2.0(Together VS .NET)をご利用いただき、ありがとうございます。 Together VS .NET は、Microsoft® Visual Studio® .NET 2003(Visual Studio .NET)に対し、モデリング機能を提供する製品です。 Together VS .NET には、次の機能が用意されています:

  • UML モデリング
  • C# と Visual Basic .NET プロジェクトでの LiveSource™(同期ラウンドトリップ エンジニアリング)
  • パターンのサポート
  • C# プロジェクトでのリファクタリングのサポート
  • C# プロジェクトでのシーケンス図のラウンドトリップ エンジニアリング
  • C# プロジェクトでの QA 検査機能(品質保証)
  • ドキュメントの生成
  • XMI インポート/エクスポート

重要: Together VS .NET を使用するには、Microsoft Visual Studio .NET 2003 および、Visual Studio .NET 言語ツール(Visual C# .NET あるいは Visual Basic .NET)がインストールされ、使用可能な状態になっている必要があります。

Together VS .NET をインストールする前に、以下の手順をまず一度お読みいただくことをお勧めします。

メモ: この README には、リリース時点での既知の問題についての情報が含まれています。 リリース後に判明した最新の情報については、Borland の Web サイト上(http://info.borland.com/techpubs/together/)にある最新の README を参照して下さい。


新機能

Together VS .NET のこのリリースでは、新たな機能の追加、および既存の機能の改良がなされています。 このリリースで解決された問題については、『新機能』ファイルで詳細を説明します。このファイルは、Together VS .NET のインストール ディレクトリ下の Docs ディレクトリ($Together_VS_.NET_Home$/Docs/what's_new_ja.html)に保存されています。

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システム要件

リソース

要件

備考

IDE プラットフォーム Microsoft Visual Studio .NET 2003(Visual Studio .NET)

Together VS .NET を使用するには、あらかじめ Visual Studio .NET がインストールされ、使用可能な状態になっている必要があります。 さらに、Together VS .NET を使用するには、Visual Studio .NET 言語ツール(Visual C# .NET あるいは Visual Basic .NET)がインストールされ、使用可能な状態になっている必要があります。

Visual Studio .NET のシステム要件とサポートについては、お持ちの Visual Studio .NET の README やインストール ドキュメントを参照して下さい。

CPU Pentium III/500 MHz 以上  
メモリ 512 MB 以上 推奨 1GB 以上
ディスク領域 30 MB のハードディスク空き容量 Visual Studio .NET に要するディスク容量以外にこれだけ必要とします。
解像度 SVGA、ハイカラーモード、1024x768 推奨解像度: 1280x1024 以上
サポートされるオペレーティング システム

Microsoft® Windows® 2000 (SP2 以降)

Windows XP™ Professional

Windows Server 2003

Windows 2000 にはサービス パック 2 以降が必要です。

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Together VS .NET で日本語 UI を有効化する前提条件

Together VS .NET の日本語版をインストール場合、日本語 UI を有効にするために以下の条件を満たさなければなりません。

  1. Windows 2000、Windows XP または Windows Server 2003 の日本語版、あるいは Windows 2000、Windows XP または Windows Server 2003 の日本語 MUI 版をインストールした日本語版以外の Windows 2000、Windows XP または Windows Server 2003 がインストールされていなければなりません。
  2. Microsoft® Visual Studio® .NET 2003 の日本語版がインストールされていなければなりません。
  3. コントロール パネルの [地域と言語のオプション] を開き、[地域オプション|場所] が [日本] に設定されなければなりません。
  4. コントロール パネルから [地域と言語のオプション] を開き、[詳細設定|Unicode 対応でないプログラムの言語] が [日本語] に(Windows XP または Windows Server 2003 の場合)、または、コントロール パネルから [地域のオプション] を開き、[全般|システムの言語設定] が [日本語] に(Windows 2000 の場合)設定されていなければなりません。
  5. さらに、Windows XP および Windows Server 2003 の場合は、[地域と言語のオプション] の [地域オプション|標準と形式] が [日本語] に設定されていなければなりません。
  6. Together VS .NET インストーラで [日本語] を選択しなければなりません(「インストール」を参照)。それ以外を選択した場合、Together VS .NET の英語版がインストールされます。

メモ: この要件を満たさない場合、ユーザー インターフェイスは英語で表示されます。

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インストール

以下の手順は、Visual Studio .NET が既にインストールされていることを前提としています。

  1. インストーラを実行します。インストーラは CD から、あるいは Web サイトからダウンロードして入手して下さい。
  2. ダウンロードした場合、ファイルをダブルクリックするとインストーラが起動します。
  3. インストールする言語をドロップダウン リストから選択し([日本語] あるいは [英語(米国)] )、[OK] をクリックして下さい。
  4. InstallShield ウィザードが開かれます。 画面を確認の上、[次へ > ] をクリックして下さい。
  5. すべての契約事項に同意したら、その旨を示すラジオ ボタンをクリックし、 「次へ > 」 をクリックします。
  6. ユーザー名と所属を入力し、 「次へ > 」 をクリックします。
  7. Together VS .NET がインストールされるパスやフォルダ名を変更するには [変更] をクリック、またはデフォルト ディレクトリをそのまま利用して、[次へ > ] をクリックします。 指定したディレクトリが存在しない場合には、作成されます。
  8. インストールの設定内容に誤りがないことを確認したら、[インストール] をクリックして下さい。
  9. InstallShield ウィザードが完了したら、[完了] をクリックします。

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Together VS .NET の使用権の設定

使用権の設定手順については、『Together VS .NET の登録と使用権の設定』を参照して下さい。このファイルは、Together VS .NET のインストール ディレクトリ下の Docs ディレクトリ($Together_VS_.NET_Home$/Docs/setting_up_licensing_ja.html)に保存されています。

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Together VS .NET の起動

Together VS .NET を起動するには、以下の手順のいずれかを実行します。

  • [スタート|プログラム|Microsoft Visual Studio .NET 2003|Microsoft Visual Studio .NET 2003] を選択します。
  • <ドライブ>:\Program Files\Microsoft Visual Studio .NET 2003\Common7\IDE ディレクトリから、devenv.exe を実行します。

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Together VS .NET のアンインストール

Together VS .NET をアンインストールするには:

  1. [スタート|コントロール パネル|プログラムの追加と削除] を選択します。
  2. 「Borland Together for Visual Studio .NET (v2.0)」をリストから選択します。
  3. [削除] をクリックします。
  4. [プログラムの追加と削除] ダイアログが開きます。 [はい] をクリックしてアンインストールします。

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既知の問題と制限

Visual Studio .NET の既知の問題については、Microsoft Visual Studio .NET 2003(Visual Studio .NET)のドキュメントを参照して下さい。 このセクションでは、Together VS .NET に関連した既知の問題と制限について以下に述べます。

全般

  1. 適切なセキュリティ アクセス権がない UNC パス(例: \\servername\path)へ Together VS .NET をインストールしようとすると、インストーラが異常終了します。
  2. シーケンス図でメッセージとメソッドが関連づけられていて、そのメソッドの名前がソース コードで変更されている場合、シーケンス図の方でメッセージ ラベルを変えることはできません。 対応策としては、ダイアグラム ビューまたはモデリング ビューのクラス図で、メソッドの名前を変更して下さい。
  3. ソリューション エクスプローラで、切り取り/コピー&貼り付け、またはドラッグ&ドロップを使用して、あるコンテナから別のコンテナへ図を移動しても、モデル ビューは更新されません。 プロジェクトを一旦閉じ、再度開いた際に更新されます。
  4. ダイアグラム ビューまたはモデル ビューにおいて、クラス間でコンストラクタやデストラクタを、切り取り/コピー&貼り付け、またはドラッグ&ドロップすることはできません。
  5. クラス ビューを使用してクラス名を変更しても、それは即座にダイアグラム ビューまたはモデル ビューには反映されません。 [再読み込み] コマンドを使って変更を確認して下さい。 [再読み込み] コマンドを使用するには、Together VS .NET モデル ビューのルート プロジェクト ノードで右クリックして、[再読み込み] を選択します。 または、エディタで対応するソース コード ファイルを開くと、クラス ビューで行った変更を反映させることができます。
  6. Together VS .NET はシグネチャが同じであるかをチェックしません。 よって、ユーザーが同じクラスや構造体(C# プロジェクトの場合)やインターフェイスに全く同じシグネチャを持ったプロシージャやメソッドを作成することができます。
  7. ダイアグラム ビューやモデル ビューにおいて、列挙型の保存形式を明示的に宣言したり表示したりすることはできません。 Visual Studio .NET エディタで保存形式を編集することはできます。
  8. 参照プロジェクトがコンパイルされるまで、異なるプロジェクトからのクラス間での汎化/関連リンクのようなソース コード リンクを作成することはできません。
  9. ModelSupport フォルダや図のファイルの名前空間をプロジェクトから除外することは推奨しません。 これらの項目を除外すると、モデル ビューで図が表示されなくなります。
  10. 分類子をコピー&ペーストする際に、元の名前空間のその他の分類子を使用している分類子を、下位の名前空間から上位の名前空間にコピー&ペーストすると、使用している分類子の名前に、下位の名前空間の名前が追加されません。
  11. ドラッグ&ドロップを使って、初期値として他のフィールドを使っているフィールドを移動すると、別のクラスに移動した場合にフィールドは更新されません。
  12. 3回連続してソース コード要素へのショートカットを持ったクラス図を含んだ名前空間の名前を変更する倍、3回目の名前の変更の後、すべてのソース コード要素へのショートカットがクラス図から失われます。 Undo オペレーション(〔Ctrl〕+〔Z〕)を使用するか、プロジェクトを開き直すと、失われた要素は元に戻ります。
  13. Together VS .NET のインストールが不正になった場合、Together VS .NET を再インストールしても常に正しく回復できるとは限りません。 回避策として、回復させた後に「devenv /setup」を実行するか、Together VS .NET を削除してから再度インストールして下さい。

C# 固有

  1. 大規模プロジェクトに対して検査を実行すると、時間がかかることがあります。 対応策としては、プロジェクトの一部に対して検査を実行するようにして下さい。
  2. C# のプロパティ形式のイベントに対して abstract プロパティを設定することができません。
  3. シーケンス図を生成する場合、次のコード要素は認識されません: プロパティの呼び出し、デリゲートの生成の呼び出し、イベントへの追加と削除、インデクサへのアクセス
  4. クラス名を変更するとき、暗黙的あるいは明示的演算子を持ったメソッドで、そのメソッドの戻り値型が名前の変更を行うクラスである場合、戻り値型を正しく変更されません。 クラス名の変更は、このようなメソッドのシグネチャに伝播しません。
  5. リファクタリング「名前の変更」を実行する場合、分類子をインスタンス化したオブジェクトや、オペレーション プロパティが設定されたメッセージ リンクに対するソース コード要素へのリンクは失われます。
  6. ポインタやポインタへの参照のようなアンセーフ コードを使って作業する場合:
    • アンセーフ コードのポインタによるフィールドへの参照は解決されません。
    • リファクタリング コマンドはアンセーフ コードに適用されません。

Visual Basic .NET 固有

  1. ソース コードで実装や継承に対して誤った文法が使用されていると、Visual Studio .NET では認識されたとしても、Together VS .NET では分類子は表示されません。
  2. インターフェイス メソッドを実装するメソッドのシグネチャがインターフェイス メソッドのシグネチャと同じでない場合、クラスのメソッドはコード モデルから失われます。
  3. オーバーロードしたプロパティを1つ以上持つ場合、ダイアグラム ビューやモデル ビューでは、1つのオーバーロードしたプロパティだけが表示されます。
  4. withevents キーワードを持った構造体、イベント、フィールドは現在、Together VS .NET によってサポートされていません。 このようなコード要素はダイアグラム ビューやモデル ビューで表示されません。
  5. メソッドの [実装] フィールドに不正な値を設定すると、メソッドはモデルに表示されなくなります。 ソース コード エディタで Implements 値の名前を正しく変更すると、要素はモデルに再び表示されるようになります。
  6. 定数として不正な初期値を設定すると、定数は Together VS .NET で分類子に表示されなくなります。
  7. Together VS .NET で次の問題に遭遇した場合には、[再読み込み] コマンドを使用して下さい。このコマンドを使用するには、Together VS .NET モデル ビューのルート プロジェクト ノードで右クリックして、[再読み込み] を選択します。
    • [ルート名前空間] プロパティを Visual Basic .NET プロジェクトに対して変更した後、Together VS .NET モデル ビューの階層は、実際の名前空間の階層を表示しておらず、新しい構成に対して不適当な内部データを持つことになります。 [ルート名前空間] プロパティを変更した後、Together VS .NET を使って変更する前に、[再読み込み] コマンドを実行して下さい。
    • 継承のチェインを通して互いに意味的に結合した要素に対する変更が正しく処理されません。 例えば、クラスの Function プロシージャに対して実装プロパティを設定したとき、つまり、クラスの実装したインターフェイスの Function プロシージャを実装しているときに、インターフェイスの Function プロシージャを変更した場合(例えば、名前やパラメータや戻り値型を変更した場合)、要素が互いに結合されなくなり、クラスの Function プロシージャは変更に対する影響を受けなくなります。 Together VS .NET から変更されようと、Visual Studio .NET エディタから変更されようと結果は同じです。 回避策として、Visual Studio .NET エディタを使って問題を修正してから、Together VS .NET で [再読み込み] コマンドを実行して下さい。 このアクションによって、Visual Studio .NET コード モデルからモデルが更新され、無効な要素は削除されます。
    • public クラスを誤って内部クラスから継承するようにコードを変更した場合、その public クラスに対して Together VS .NET で応答しなくなります。 Visual Studio .NET エディタでコードを正しく修正してから、Together VS .NET の [再読み込み] コマンドを実行して下さい。
    • ソース コード要素を追加するときに、コンテナに同じ型の異常な要素を含まれている場合、追加することができません。 例えば、名前空間図にクラスを追加するときに、継承に誤りがあるクラス、といったエラーがあると、そのクラスは応答しなくなり、新しいクラスうあ名前空間要素をその名前空間図に追加できなくなります。 回避策として、Together VS .NET の [再読み込み] コマンドを実行して下さい。 一旦プロジェクトを再読み込みすると、要素を正しく追加できるようになります。
  8. Visual Studio .NET のルート名前空間を変更すると、次の問題が発生します。
    • クラスの継承リストやメンバの型などの分類子を、プロジェクトのルート名前空間に対する完全限定名として記述している場合、プロジェクトのルート名前空間を変更すると、新しいルート名前空間名で完全限定名の古い名前を置き換えないため、コードがコンパイルできなくなります。 Visual Studio .NET エディタを使って手動で修正して下さい。
    • プロジェクトのルート名前空間プロパティを空でない値に変更した場合、古いルート名前空間フォルダとその内容は Together VS .NET によって処理されなくなります。 フォルダと図はプロジェクトに含まれていますが、古いルート名前空間とその内容はモデルに含まれなくなります。 回避策として、新しく作成したルート名前空間フォルダに図を手動でコピーして下さい。
  9. 上位の名前空間と同じ名前を持つ下位の名前空間を持つ場合、下位の名前空間の名前を変更しようとすると上位の名前空間の名前が変更されます。
    回避策は次の通りです。
    1. 上位の名前空間を一時的な名前に変更します。
    2. 下位の名前空間の名前を変更します。
    3. 上位の名前空間の名前を元に戻します。

XMI インポート/エクスポート

  1. Rational XMI プラグイン バージョン 1.3.2 がサポートされています。 Rose XML Tools に対する完全サポートは、将来のリリースにおいて提供される予定です。
  2. 大規模プロジェクトの XMI をインポートすると、時間がかかります。
  3. Visual Basic .NET プロジェクトに対して XMI エクスポートを使用するときに、ソース コード要素に対するデータ タイプが正しく認識されない場合があります。
  4. Together VS .NET は Rational XDE によって生成された XMI ファイルを正しくインポートしません。

ドキュメントの生成

  1. Internet Explorer の制約のため、プロジェクト ドキュメントを自動生成した際に、大きな図は表示されない場合があります。
  2. CaliberRM インテグレーションのウィンドウを開いた状態でドキュメントを生成するときに、Sun J2RE 1.4.x をインストールし、MS JVM がインストールされておらず、かつ、Visual Studio .NET の内部ブラウザで生成したドキュメントを開く場合、Visual Studio .NET が異常終了します。 Sun J2RE 1.3.x がインストールされている場合には、この問題は発生しません。 回避策として、生成したドキュメントを表示するのに Visual Studio .NET 内部ブラウザか、外部ブラウザを使うかどうか選択する Visual Studio .NET の利用可能なオプションを使って、外部ブラウザを指定(つまり、[いいえ] を指定)して下さい。 デフォルトでは、Together VS .NET は生成したドキュメントの表示に外部ブラウザを使用します。 オプション [内部ブラウザを使用] は、[オプション] ダイアログの [Together VS .NET|ドキュメントの生成] オプションにあります。

前のバージョンからの移行

  1. Together VS .NET の前のバージョンで作成したプロジェクトを開くとき、Together VS .NET のサポートを手動で有効化する必要があります。 メイン メニューから、[プロジェクト|Together VS .NET サポート] を選択します。 [モデリングのサポート] ダイアログが開きます。 モデリングを必要とするプロジェクトをチェックして下さい。
  2. Together VS .NET の前のバージョンで作成したユーザー定義パターンは、 Together VS .NET 2.0 のインストール時に自動的に追加されません。 Together VS .NET のパターン オーガナイザを使用して手動でパターンを追加して下さい。 メイン メニューから [ツール|Together VS .NET|パターン オーガナイザ] を選択してパターンを追加することができます。

推奨事項

  1. ソース コードの1行に、複数のフィールドを宣言しないようにして下さい(例: C# プロジェクトの場合 "int i, j;" または、Visual Basic .NET の場合 "Dim i, j")。 各フィールドの宣言は、別個に設定します。
  2. 図の修正や名前の変更に、ソリューション エクスプローラを使用してはいけません。 代わりにモデリング ビューを使用して下さい。
  3. クラスに対する [名前の変更] コマンドを使うと、名前の変更は依存したプロジェクトに対して伝播されません。 C# プロジェクトに対する回避策は、[リファクタリング|名前の変更...] コマンドを代わりに使用することです。
  4. [再読み込み] コマンドを使用して、Visual Studio .NET コード モデルから Together VS .NET モデルを更新することができます。 このコマンドを実行すると、要素全体が更新され、不正なコード要素はモデルから削除されます。 このコマンドを使うと、ソリューションを開きなおしたのと同様の効果を持ちますが、Visual Studio .NET の再初期化にかかるオーバーヘッドを避けることができます。 Together VS .NET で変更している最中に、図の要素が反応しなくなったり、Together VS .NET が <undefined value> のようなエラーを出力した場合、[再読み込み] コマンドを使用して問題を回避して下さい。 通常、これらの問題が発生した場合、Visual Studio .NET クラス ビューに要素が表示されなくなり、対応するソース コードは Visual Studio .NET エディタ上で青いアンダーライン付きで表示されます。 残念ながら、Together VS .NET は、このような異常な状態になった要素をいつも正しく処理できるわけではありません。 そのような状態を正常に戻すには、Visual Studio .NET エディタで表示される指示に従って、テキスト エディタでコードを編集する必要があります。 このような場合、異常な振る舞いのさらなる発生を避けるために [再読み込み] コマンドを使ってモデルを更新することが必要です。 [再読み込み] コマンドを使用するには、Together VS .NET モデル ビューのルート プロジェクト ノードで右クリックして、[再読み込み] を選択します。 このアクションによって、Visual Studio .NET コード モデルからモデルが更新され、無効な要素は削除されます。

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その他の参考資料

Together VS .NET では、Visual Studio .NET 環境に密に統合されたオンライン ヘルプ(ダイナミック ヘルプを含む)に加え、PDF 形式の Getting Started ガイドを提供しています。 また、Borland Together ドキュメント Web サイトから、更新したドキュメントを取得することができます。 詳細については、以下のセクションを参照して下さい。

Getting Started ガイド

Borland Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET Getting Started ガイド では、Together VS .NET の主要な機能が説明されています。このドキュメントは、インストール ディレクトリ下の Docs ディレクトリ($Together_VS_.NET_Home$/Docs/gettingStarted_ja.pdf)に保存されています。

オンライン ヘルプ

Together VS .NET では、Visual Studio .NET の [目次] ペインを使用したオンライン ヘルプを提供しています。 メイン メニューから、[ヘルプ|目次] を選択して下さい。 [目次] ペインが開かれたら、[Borland Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET] をクリックします。 随時ノードを展開して、様々なヘルプ セクションを参照して下さい。

Web 上のドキュメント

最新の README ファイル、Borland Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET Getting Started ガイド、およびその他のドキュメントについては、Web サイト(http://info.borland.com/techpubs/together/)を参照して下さい。

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お問い合わせ

Together VS .NET に関する一般的な質問、営業へのコンタクト、プロフェッショナル サービスなどすべての一般的な事項に関しては、ボーランド株式会社 営業本部(TEL: 03-4560-1100)までお問い合わせ下さい。製品購入後の技術的な質問(テクニカル サポート)に関しては、ボーランド株式会社 テクニカル サポート センターまでお問い合わせ下さい(注: テクニカル サポートへのお問い合わせについては、あらかじめお手元の『ご使用の前に』という冊子の内容をご確認下さい)。また、ボーランド ホームページから製品に関するさまざまな情報を取得可能です。

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